【83】どんな気持ち?
「いま、どんな気持ち?」
なーんてきかれたら、ドキッとします。
大人になると、心のなかを全部さらけ出して本音で話すことが難しい場合もある。
相手の気持ちを考えて先回りしたりして。
言ったら迷惑かなぁとか。
傷つけちゃうかもなぁとか。
ま、そんな大人の事情はさておいて。
色んな気持ちを知る絵本なら、コチラ。
言葉を知らない幼児は、感情を言葉で表せない。そのぶん、泣いたり怒ったりすることが多い。
次女(もうすぐ2歳)が産まれて間もないころ、朝起きると長女(当事3歳前)はいつも泣き崩れていた。泣きながら、怒っていた。
理由は単純で、寝る前には隣にいた私が隣にいないこと。
長女がねると、私はおっぱいとかの関係で場所を移動して次女の横でねていたので、長女が寝るときには隣にいたはずのママが朝になると忽然と姿をけしているというわけ。
この理由がなかなかわからず、毎朝大騒ぎだったのだ。
3歳前後、こういうことが頻発した。
感情を言葉で表すことができたら、対処するのは簡単なのに。
今では「ママがとなりにいないと寂しいでしょ!」と言うことができる。
はずかしいとか、うれしいとか、かなしいとか覚えたての言葉でストレートに心のなかを伝える子どもが、愛おしくもあり、羨ましくもあり。
子供ができて、たくさんの気持ちを知ったなぁと。
本当に色んな気持ち。
たくさんの気持ちを味わうってことは、人生がカラフルになるってことなんだなぁと。
この絵本をパラパラめくっていて、そんなことを思ったりする。
たくさんの色とたくさんの気持ちは、どちらもカラフル。
色が、黒に映えて綺麗なえほんです。
半年くらい前にかったけど、長女(4歳)にも次女(1歳)にもまだハマってません。
とてもいい本なんだけどなぁ。。。
- 作者: ミース・ファンハウト,Mies van Hout,ほんまちひろ
- 出版社/メーカー: 西村書店
- 発売日: 2015/06/02
- メディア: 大型本
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