親子で楽しめる絵本ナビ

絵本と本と、たまにいいもの紹介します

【84】うちのいぬ

なんということはない、絵本。

おうちに犬を飼っている家族の日常。
犬のいる暮らしがやわらかに書かれている。

ヘレン・オクセンバリーのはじめてのおはなしえほん (2) うちのいぬ

日常をこよなく愛したい、と常々思っているので、こういう絵本好きです。

TSUTAYAみなとみらい店の2階でよく絵本を買います。この絵本も、そう。
中古のフロアの一角に絵本コーナーがあるのです。
みなとみらいという場所柄か、人の出入りは多いので、毎回なにかしら名作どころがならんでたりする。

新しい絵本の折り目のない感じとかページとページの間だの匂い(絶対鼻を近づけてクンクンしてしまう)とか、中古絵本では味わえないものだけど、中古の絵本もなかなかのものだ、と思う。

所有者がいたという過去。
愛されていたのか、そうでもなかったのか、なんとなーく絵本の具合で想像できる。

そんなことを毎回まじまじと考えているわけでもないのだけど。

まぁ、値段も買いやすいので、「うちのいぬ」のようななんということもない絵本に出逢うこともできる。
決め手は、谷川俊太郎さんの訳だったこと。

絵本をたくさんみていると、この人の訳なら間違いない、と贔屓の訳者がでてくる。

私にとって、谷川俊太郎さんはそういう人です。

ヘレン・オクセンバリーのはじめてのおはなしえほん (2) うちのいぬ

ヘレン・オクセンバリーのはじめてのおはなしえほん (2) うちのいぬ